法遍寺講中の皆さまへ

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幸福の源を知り孝養心をもとう

私たちは幸せを求めて生きている。大聖人は立正安国論に次のように仰せになった。「人々が正しい教えを破って捨ててしまうならば、家には親孝行をする子供もいなくなり、六親が相争うようになる。天神等の諸天善神が...
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自分の大切な心を育てよう

人は、自分を褒めてくれる人を喜ぶ。しかし本当は、自分を怒ってくれる人、叱ってくれる人の方が慈悲深い。今から千年以上前の話である。加賀の国のある人が、自分の子供を比叡山延暦寺に出家させた。月日が経ち、子...
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難を克服することは幸福の源

この人生、眺める風景に差はあれども、山もあれば谷もある。仏は「三界は安きこと無し、猶火宅の如し」(法華経168)と説かれた。そもそも我々の生活は火宅の中にいるようなものである。信心の妨げとなる難も起き...
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仏道は報恩の道と知ろう

恩を感じても、それに報いることは難しい。たとえその気持ちがあっても、それを形に表せないことも多分にあろう。時すでに遅しの場合もある。昔、ある国の王様が草の上で寝ていると、白い烏(からす)が飛んできて突...
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妄心を払い一人を折伏しよう

孝養とは親を養い孝行することである。仏教では、孝養の最高位を「回向(えこう)」と説く。親が存生であれば息災延命を祈り、他界した親には自身が積む妙法の功徳を廻し向け、成仏の境界に住まわせるのである。誰し...
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一生成仏がかなうご登山

南条時光殿は二十二歳の時、命にかかわる病を患い一族の大きな憂いとなった。その報せに大聖人は一通のご消息をしたためられ、重大なる法門を示されると共に、当病を克服し、「是にて待ち入って候べし」(御書156...
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