信仰を持つことに反対の方へ「真実の現世利益を知る」

現代は「金が儲かる」などといった目先の利益(現世利益)だけを掲げて人をあやつり、不幸のどん底に追い込む宗教が蔓延しているため、多くの人の心に、宗教は怖いとの思いが根強くあります。

そこで仏教の真髄である法華経の立場から「現世利益」について触れてみます。まず知って頂きたいことは、本当に人を幸福に導く信仰は、現実の生活から遊離したものではありません。人生の骨髄となり、あらゆる苦難を乗り越える力、生きる喜びを知る豊かな心が養われるのです。

心の問題や精神的な苦痛は、その背景に経済的な問題、病魔との闘い、さらには家庭の問題などが必ず絡んでいます。これらの解決の道を示し、解決への努力に導く教えこそが日蓮大聖人の仏法なのです。しかも現実の利益(顕益)は、功徳のほんの一部分の表われと説きます。

日蓮大聖人の仏法は、現世・来世にわたる幸福を確立する偉大なる宗教です。日蓮大聖人は「陰徳あれば陽報あり」 (御書1362)との言葉を遺されています。陰の善行(信仰)による徳は、必ず善い報い(利益)として現れるのです。味わい深い人生、納得できる人生をともに歩もうではありませんか。

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