二月十六日は大聖人が御誕生された日である。毎年この日は総本山をはじめ世界中の正宗寺院において「宗祖御誕生会(え)」が奉修される。総本山には冬季を知らない東南圏の国の信徒までも大勢が登山されこの法要に集う。我が講中も御本仏の御誕生の日を寿ぎ、当山へご参詣を致されたく願うばかりである。
大聖人が御誕生のときには砂浜から清水が渾々と涌き出で、忽然と青蓮華が生じ花を咲かせ、今も房総の「片海」には「蓮華ヶ淵」の名称を留めている。また同日、海中より巨きな鯛が飛び跳ねて大聖人の御誕生を祝ったとされ、本来、海の低層に棲む鯛が現在も「鯛の浦」の名のもと岸辺に生息している。
さて、「我が弟子等之(これ)を存知せよ」(御書748頁)とは大聖人が我々に留め置かれたお言葉である。私たちに何を「知られよ」と仰せであるか。それは、大聖人が「三世を知る聖人」であること、そして悪世の逆縁の衆生に折伏をなす法華経の行者であることを「知られよ」との意である。「一閻浮提第一の聖人」(同頁)たる御本仏の御誕生を拝し、御本尊への絶対なる信を築き、ともに妙法広布のお役に立っていこうではないか。
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